10月1日(木)から、2026-27シーズンの新型コロナワクチンの接種を開始します。
渋谷区にお住まいで定期接種の対象となる方は、無料(全額公費負担)で接種を受けられます。
診療時間内であれば、予約なしでも接種できます。事前にご予約いただくと待ち時間が少なくなります。ワクチンWEB予約ページもご利用ください。
インフルエンザワクチンとの同時接種も可能です。
渋谷区の定期接種(無料)の対象と期間
渋谷区では、次のいずれかに当てはまる方が定期接種の対象です。
- 令和9年(2027年)3月31日の時点で65歳以上の方
- 60歳から64歳で、心臓・じん臓・呼吸器の機能、またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障がいがあり、日常生活が極度に制限される方(身体障害者手帳1級相当)
| 接種期間 | 令和8年10月1日(木)〜令和9年3月31日(水) |
| 接種回数 | 1回 |
| 費用 | 無料(全額公費負担) |
現在64歳の方も、65歳の誕生日の前日から接種していただけます。
接種には渋谷区の予診票が必要です。 予診票は9月下旬に、区から対象の方へ送られます。転入などの理由で届かない場合は、渋谷区地域保健課予防接種係(03-3463-1412)へお問い合わせください。
対象に当てはまらない方や、この期間以外に接種を希望される方は、任意接種(自費)としてお受けいただけます。
定期接種の対象ではない方の考え方
65歳未満で基礎疾患のない方は、定期接種の対象ではありません。任意接種(自費)で受けていただけますが、当院では一律におすすめする案内はしていません。世界的にも、接種をすすめる対象は重症化しやすい方に絞られてきているためです。
世界保健機関(WHO)は2026年7月に公表した方針で、各国が定期接種の対象とすべき群として、最も高齢の方、基礎疾患や重い肥満のある高齢の方、施設に入所されている方、免疫が中等度から高度に低下している方をあげています。そのうえで、各国の状況に応じて対象に加えることを検討してよい群として、次の3つをあげています。
- 基礎疾患(心血管の病気、糖尿病、慢性の呼吸器の病気、慢性腎臓病、慢性の肝臓病、神経の病気)や重い肥満のある成人・青年・お子さま
- 重症化リスクの高い方と直接接する医療従事者や、介護にあたる方
- 妊娠中の方
健康で基礎疾患のない成人は、このどちらの群にも含まれていません。接種してはいけないという意味ではありません。「全員に一律にすすめる根拠は強くない」という位置づけです。
国内でも、日本感染症学会・日本呼吸器学会・日本ワクチン学会は、定期接種の対象となる方への接種を強く推奨する一方で、接種するかどうかは利益とリスクを科学に基づいて比べ、信頼できる医療者と相談したうえでご自身で判断することが望ましい、としています。
当院のスタッフは接種しています。 発熱や感染症の患者さんと日常的に接する仕事で、上でいう「重症化リスクの高い方と直接接する医療従事者」にあたるためです。同じ考え方は、ご家族に高齢の方や持病のある方がいらっしゃる場合にも当てはまります。
ご自身がどちらに近いか迷われる場合は、診察の際にご相談ください。
当院で接種できるワクチン
2種類からお選びいただけます。
| ワクチン | 製造販売元 | 種類 | 接種できる年齢 |
|---|---|---|---|
| コミナティ | ファイザー | mRNAワクチン | 12歳以上 |
| ダイチロナ | 第一三共 | mRNAワクチン | 5歳以上 |
5歳から11歳のお子さまは、ダイチロナでの接種となります。費用は大人と同じで、お子さまも予約なしで接種していただけます。
2026-27シーズンに使われるワクチンの抗原は、厚生労働省の審議会で「オミクロン株のLP.8.1、XFG、またはNB.1.8.1に対応したもの」と決められています。2026年8月時点の資料では、コミナティはオミクロン株XFGに、ダイチロナはオミクロン株NB.1.8.1に対応した組成で供給される予定です。
接種費用
| 区分 | 費用 |
|---|---|
| 渋谷区の定期接種の対象の方 | 無料 |
| 自費接種 | 16,500円 |
| インフルエンザワクチンと同時に接種する場合 | 15,400円 |
インフルエンザワクチンと同じ日に接種される場合、新型コロナワクチンは15,400円になります。インフルエンザワクチン(自費3,300円)と合わせて、合計18,700円です。
5歳から11歳のお子さまの自費の費用も、大人と同額です。
60歳から64歳の方で上記の障がいに当てはまる場合は公費の対象となりますので、詳しくは渋谷区保健所へお問い合わせください。
インフルエンザワクチンとの同時接種
新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンは、同じ日に接種できます。左右の腕に1本ずつ接種する形が一般的です。それぞれ別の日に受けていただくこともできますので、ご希望をお聞かせください。
インフルエンザワクチンについてはインフルエンザワクチンのご案内をご覧ください。
接種のあとに起こりうる症状
接種した部位の痛み、疲労感、頭痛は、半数以上の方にみられます。10〜50%の方に筋肉痛、悪寒、関節痛、発熱などがみられ、多くは数日以内に治まります。
頻度は高くありませんが、重い副反応としてショック、アナフィラキシー、心筋炎、心膜炎が報告されています。接種後に胸の痛み、動悸、息切れ、強いだるさなどが続く場合は、当院または医療機関へご相談ください。
注意点とお願い
- 予診票をお持ちの方は、当日までに記入を済ませてお越しください。マイナンバーカードや運転免許証など、ご本人確認のできるものをお持ちください。
- 16歳未満のお子さまの接種には、原則として保護者の方の同伴をお願いしています。母子健康手帳をお持ちください。
- 院内ではマスクの着用をお願いしております。お持ちでない場合は、受付にて1枚30円で販売しています。
- 風邪症状のある方、37.5℃以上の発熱がある方は接種できません。
