現在、新型コロナワクチンの定期接種は行っておりませんが、自費での接種は可能です。
当院ではファイザー社の「コミナティ」のみ取り扱っています。
1. ワクチンの種類と対応株
2025年6月現在、日本で接種可能な新型コロナワクチンは「JN.1系統(オミクロン系統の一つ)対応の1価ワクチン」が主流です。これは1種類の変異株に対応したワクチンで、ファイザー社、モデルナ社、第一三共社、Meiji Seikaファルマ社のmRNAワクチン、および武田薬品工業社の組み換えタンパクワクチンなどが承認・使用されています。
2. 接種対象と定期接種の位置づけ
-
定期接種の対象者
65歳以上の方
60歳から64歳までの方で、心臓・腎臓・呼吸器の機能障害(障害1級程度)またはヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫機能障害(障害1級程度)を有する方
証明書類(身体障害者手帳など)が必要です。
-
定期接種の位置づけ
新型コロナワクチン接種は、令和6年(2024年)度から「定期接種(B類)」に位置づけられています(インフルエンザワクチンと同様)。
毎年秋冬に自治体が主体となって実施します。
-
全額公費による接種は終了
令和6年(2024年)3月31日で全額公費による接種は終了し、令和6年4月以降は原則有料(自己負担あり)となりました。
令和7年(2025年)度以降、国による助成金も終了し、自治体ごとの独自助成がある場合を除き、自己負担額が増える可能性があります。
3. 現在の接種状況(定期接種の期間外について)
-
定期接種の実施期間
令和6年度は、多くの自治体で「令和6年10月1日~令和7年2月28日または3月31日まで」が定期接種期間でした。
令和7年度の詳細は今後公表される予定ですが、例年通り「10月1日~翌年3月31日」が基本となる見込みです。
-
現在は定期接種期間外
2025年6月現在は定期接種の実施期間外であり、定期接種としての接種はできません。
定期接種期間外に接種を希望する場合は「任意接種」として自費で接種が可能です。
-
任意接種について
定期接種の対象者以外の方や、期間外に接種を希望する場合は、任意接種として全額自己負担で接種を受けることができます。
4. まとめ
新型コロナワクチンは、現在はJN.1系統対応の1価ワクチンが主流で、65歳以上の高齢者や重症化リスクの高い60~64歳の方を対象に「定期接種(B類)」として位置づけられています。令和6年4月以降は全額公費による接種は終了し、現在は定期接種の期間外であるため、接種を希望する場合は任意接種として自費で受ける必要があります。令和7年度の定期接種については、詳細が決まり次第自治体から案内が行われます。
ご不明な点やご心配なことがありましたら、お気軽にご相談ください。
