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おとなの予防接種

VACCINATION

予防接種は事前予約制です。
お電話にてご予約をお願いいたします。

こどもや高齢者以外の方々に特に重要な予防接種をご案内いたします。
定期的な接種や状況に応じた接種を行うことで、ご自身や周囲の方の健康を守ることができます。

成人に推奨される主な予防接種

成人の予防接種には、予防接種法に基づく「定期接種」と、ご希望に応じて受ける「任意接種」があります。定期接種の対象年齢や接種時期、費用の負担はワクチンによって異なります。

渋谷区では、対象の方に予診票が送付されるワクチンと、事前に発行の申請が必要なワクチンがあります。ご不明な場合はお問い合わせください。

インフルエンザワクチン

インフルエンザが重症化しやすい高齢の方・基礎疾患のある方・妊娠中の方には、特に接種をお勧めします。健康な成人の方も、発症・重症化の予防のために接種を検討できます。
65歳以上の方と、60〜64歳で心臓・じん臓・呼吸器の機能、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障がいがあり、日常生活が極度に制限される方(身体障害者手帳1級相当)は定期接種の対象となります。

新型コロナワクチン

65歳以上の方と、60〜64歳で心臓・じん臓・呼吸器の機能、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障がいがあり、日常生活が極度に制限される方(身体障害者手帳1級相当)は、毎年秋冬に実施される定期接種の対象です。
定期接種の対象でない方や、実施期間外の接種は任意接種(自費)となります。

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹は50歳を越えると徐々に増えていきます。
ワクチンは2種類あり、当院では予防効果が高く長く続く不活化ワクチン(シングリックス®)を主にお勧めしています。発症を高い確率で防ぎ(50歳以上で約97%、70歳以上で約90%と報告)、長く残る神経の痛み(帯状疱疹後神経痛)の予防効果も示されています。2か月あけて2回接種します。
生ワクチン(ビケン®)は1回で完了し費用の負担も軽くなりますが、発症を防ぐ効果と持続性は不活化ワクチンに及びません。
2025年4月から定期接種が始まりました。対象は年度内に65歳になる方で、2029年度までの経過措置として年度内に70・75・80・85・90・95・100歳になる方も対象です。
50歳以上の方は任意接種としても接種でき、渋谷区では接種費用の一部助成(シングリックス1回あたり10,000円・2回分、生ワクチン4,000円・1回分)が利用できます。助成はどちらか一方のワクチンに生涯1回です。

帯状疱疹ワクチン接種費用の一部助成(渋谷区公式サイト)

麻しんワクチン

麻しんは感染力が非常に強く、大人は重症化しやすい疾患です。また妊婦が感染すると早産や流産のリスクとなります。
過去にかかったことがなく、2回のワクチン接種歴がはっきりしない場合には、抗体検査で確認するか、ワクチンの接種をご検討ください。

風しんワクチン

風しんも感染力が高く、特に妊娠初期の感染によりおなかの中の赤ちゃんに先天性風しん症候群を引き起こす可能性があります。
過去にかかったことがなく、2回のワクチン接種歴がはっきりしない場合には、抗体検査で確認するか、ワクチンの接種をご検討ください。
特に妊娠をご希望の方、そのご家族には接種をお勧めします(渋谷区では、妊娠を予定・希望している女性、その同居のご家族、妊婦の同居のご家族は、無料で風しん抗体検査を受けられます)。

風しん抗体検査が無料で受けられます(渋谷区公式サイト)

おたふくかぜ(ムンプス)ワクチン

おとなが罹患すると重症化するリスクが高いため、かかったことがなく、接種歴のない方・はっきりしない方は接種をご検討ください。一般に2回の接種が推奨されます。

水痘(みずぼうそう)ワクチン

感染力が非常に強く、成人が罹患すると重症化するリスクが高いため、接種歴のない方や不確かな方に接種が勧められます(通常2回接種します)。
妊娠中に初めて感染すると、お母さまが重症化しやすく、まれに赤ちゃんへの影響が生じることがあります。妊娠をご希望で、かかったことがない方・接種歴がはっきりしない方は、妊娠前の抗体検査・接種をご検討ください。

百日咳ワクチン(三種混合ワクチン)

百日咳はこどもの定期予防接種に含まれていますが、時間の経過とともに効果が弱くなります。
特に生後6か月未満の赤ちゃんは重症化しやすいため、新生児・乳児と同居するご家族には追加の接種が勧められます。
成人の追加接種に国内で使用できるのは三種混合ワクチン(トリビック®)です(海外で使われる成人用Tdapワクチンは国内未承認です)。
妊娠中(妊娠27〜36週)の接種は、生まれてくる赤ちゃんを百日せきから守る目的で検討されます。詳しくは妊婦さんの予防接種のページをご覧ください。

肺炎球菌ワクチン

65歳の方は定期接種の対象です。60〜64歳で心臓・じん臓・呼吸器の機能、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障がいがあり、日常生活が極度に制限される方(身体障害者手帳1級相当)も対象となります。
2026年4月から、定期接種で使用するワクチンはプレベナー20®(PCV20)に変わりました。
64歳以下でも、心臓病・呼吸器疾患・糖尿病・免疫不全などの慢性疾患がある方は接種が勧められる場合があります。成人用の肺炎球菌ワクチンには複数の種類があり、年齢・基礎疾患・これまでの接種歴によって適したワクチンと接種方法が異なりますので、診察でご相談ください。

HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、子宮頸がんのほか、中咽頭がん・肛門がん・陰茎がんの発症に関与し、尖圭コンジローマの原因にもなります。HPVワクチンは、ワクチンに含まれる型のHPVの感染と、それによる病気を予防します。
小学校6年生から高校1年生相当の女性は定期接種の対象です。定期接種の年齢を過ぎた方も任意接種(自費)で接種でき、特に未接種の若い成人では接種の意義が大きいと考えられています。接種の前に、HPVに感染していないかどうかを検査する必要はありません。
2025年8月からシルガード9®が男性にも接種できるようになり、現在は男女ともシルガード9®で接種できます(当院の取り扱いはシルガード9®のみです)。

予防接種をお受けになる方へ

  1. 予約について

    予防接種は事前予約制となっております。
    お電話にてご予約をお願いいたします。

  2. 当日お持ちいただくもの

    以下のものをご持参ください
    ・渋谷区の予診票(定期接種・助成を使う場合)
    ・マイナンバーカードまたは資格確認書(ご本人確認)

  3. マスクの着用について

    院内ではマスクの着用をお願いしております。
    お持ちでない場合は、受付にて1枚30円で販売しております。

  4. 接種前日の準備と当日の注意点

    前日は十分な睡眠をとり、激しい運動や飲酒は避けてください。
    当日は体調を確認し、発熱や風邪症状がある場合は接種をお控えのうえ、必ずご連絡ください。
    接種当日は清潔な服装でお越しください。肩を出しやすい服がおすすめです。

  5. 接種後の注意点

    接種部位の強いこすり洗いは避けてください。入浴は可能です。
    激しい運動や飲酒は当日は控えてください。
    接種後に、腫れ・赤み・痛み・発熱などの症状が出ることがあります。通常は2〜3日で自然に治まりますが、症状が強い場合や長引く場合はご相談ください。
    万が一、呼吸困難・全身の発疹・強い倦怠感などの異常反応が見られた場合は、すぐにご連絡ください。

予防接種のご予約はお電話で

ワクチン在庫確保のため、事前の電話予約をお願いします。

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