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ワクチンのご説明

VACCINE GUIDE

料金はワクチン・予防接種 料金表でご案内しています。

当院は渋谷区の予防接種実施医療機関です。定期接種の対象となる方も、渋谷区の費用助成の対象となる方も、当院で公費・助成を使って接種いただけます(BCGのみ当院では取り扱っておりません)。ワクチンによっては、区が発行する予診票やクーポン券、事前のお申し込みが必要です。お手元に予診票がある方はご持参ください。必要な手続きは渋谷区の予防接種のページでご確認いただけます。ご不明な場合はご予約の際にお問い合わせください。

ワクチンは原則として完全予約制です。ご予約をいただいてから取り寄せますので、接種を希望される場合は、診療時間内にお電話(03-3499-6223)でご予約ください。インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンは、接種時期に限り予約なしでも接種いただけます。

麻しん・風しん・おたふくかぜ・水痘

接種歴がはっきりしない方、抗体価(感染を防ぐ抗体の量)が低いと分かった方に接種をご検討いただいています。

お子さま:渋谷区では、2歳から18歳で定期接種を受けていない方に、MRワクチンの接種費用を全額助成しています(未接種の回数分・最大2回)。おたふくかぜは1歳から3歳のお子さまに1回分を全額助成しています。区の予診票などが必要で、区内の指定医療機関での接種が条件です。詳しくは渋谷区の案内をご確認ください。

おとな:妊娠を希望される方とそのご家族には特に推奨されます。渋谷区では、19歳以上の対象の方(妊娠を予定・希望している女性、その同居のご家族、妊婦の同居のご家族)に風しん抗体検査を無料で実施しています。検査で抗体価が低いと分かった場合には、風しんワクチンまたはMRワクチン(いずれか1回)の接種費用が全額助成されます。詳しくは渋谷区の案内をご確認ください。

昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性は、風しんの追加的対策(第5期の定期接種)の対象になる場合があります。2025年3月末までに抗体検査を受けて抗体が十分でなかった方は、クーポン券を使って2027年3月31日まで無料で接種できます。詳しくは渋谷区の案内をご確認ください。

おたふくかぜワクチンは任意接種です。日本小児科学会は2回の接種を推奨しています(1歳を過ぎたら1回目、小学校入学前の1年間に2回目)。2回目や助成の対象外となる場合は自費での接種となります。

帯状疱疹

ワクチンは2種類あります。不活化ワクチン(シングリックス)は2回の接種が必要で、2回目は1回目から2か月後が目安、間隔があいた場合でも1回目から6か月以内に接種します。生ワクチン(ビケン)は1回で完了します。当院では予防効果が高く長く続く不活化ワクチンを主にお勧めしています。

50歳以上の方が接種の対象です。50歳未満でも、18歳以上で病気や治療により免疫の働きが低下している方は接種の対象となります。

定期接種の対象は、年度末の年齢が65歳の方と、経過措置として70歳・75歳・80歳・85歳・90歳・95歳・100歳になる方です。このほか、60〜64歳で、HIVによる免疫の機能に障害があり日常生活が極度に制限される方(身体障害者手帳1級相当)も対象になります。対象の年度に接種する場合、費用はかかりません。接種できるのは対象年度の4月1日から翌年3月31日までです。

定期接種の対象年齢にあたらない方も、渋谷区に住民票のある50歳以上で過去に区の助成を受けていない場合は、任意接種の費用助成が利用できます。助成額はシングリックスが1回あたり10,000円(2回分が対象)、生ワクチンが4,000円(1回分)です。助成はどちらか一方のワクチンに、生涯1回のみ使えます。当院でのお支払い額は料金表をご覧ください。助成を受けるには事前に区へ申請し、区が発行する予診票を持参する必要があります。詳しくは渋谷区の案内をご確認ください。

肺炎球菌

2026年4月から、高齢者の定期接種で使用するワクチンはプレベナー20になりました。65歳の方、および60〜64歳で心臓・腎臓・呼吸器の機能などに障害のある方が対象です。定期接種として接種できるのは生涯に1回です。公費・自費を問わず、過去に肺炎球菌ワクチンを接種したことがある方は対象外となります。接種歴がご不明な場合は、受付または診察時にご相談ください。

子宮頸がん予防(HPV)

当院で接種できるHPVワクチンはシルガード9です。小学校6年生から高校1年生相当の女子は定期接種の対象となり、公費で接種できます。

接種回数は1回目を受ける年齢で決まります。15歳になるまでに1回目を接種する場合は2回(6か月の間隔をあけて2回目)、15歳になってから接種する場合は3回(1回目から2か月後と6か月後)です。

キャッチアップ接種は、経過措置を含めて2026年3月31日で終了しました。

渋谷区では、12歳になる年度の初日から16歳になる年度末日までの男性(小学6年生から高校1年生相当)にも、HPVワクチンの費用助成があります。詳しくは渋谷区の案内をご確認ください。

こどもの予防接種

定期接種の対象となる年齢と接種回数はワクチンごとに異なります。対象期間内であれば公費で接種できます。対象期間を過ぎた場合などは自費での接種になります(料金表)。対象かどうかは診察時にご確認ください。

破傷風・ジフテリア・百日せき

二種混合(DT)は、乳幼児期に接種した四種混合・五種混合ワクチンで得た免疫を保つための追加接種です。11歳以上13歳未満が定期接種の対象で、この期間は公費で接種できます。

三種混合(DPT)は、二種混合に百日せきを加えたものです。百日せきの免疫は最後の接種から4年から10年程度で弱まるため、日本小児科学会は就学前(5歳以上7歳未満)での追加接種と、11〜12歳で二種混合に代えて三種混合を接種する選択肢を示しています。いずれも任意接種です。

破傷風とジフテリアの免疫は年月とともに低下します。国内では成人の追加接種の間隔について定まった推奨はありませんが、米国では10年ごとの追加接種が推奨されています。前回の接種から年数が経っている方は診察時にご相談ください。

妊娠中の方への接種は、生まれて間もない赤ちゃんを百日せきから守る目的で検討されます。詳しくは妊婦さんの予防接種のページをご覧ください。

肝炎

B型肝炎ワクチンは、血液や体液を介したB型肝炎ウイルスの感染を防ぎます。生後2か月から1歳未満は定期接種の対象です。医療や介護の現場で働く方、ご家族に感染された方がいる場合にも接種が勧められます。

B型肝炎は3回接種します。1回目から4週後に2回目、1回目から20〜24週後に3回目が標準的なスケジュールです。1回の量は10歳以上が0.5mL、10歳未満が0.25mLと年齢で異なります。

A型肝炎ワクチンは、主に食べ物や水を介したA型肝炎ウイルスの感染を防ぎます。流行している地域へ渡航される方のほか、B型・C型肝炎や肝硬変など慢性の肝臓の病気がある方、高齢の方にも接種が勧められます。

A型肝炎は2〜4週の間隔で2回接種し、1回目から24週後に追加接種を行います。年齢による量の違いはなく、小児も成人と同じ量を接種します。

妊婦のRSウイルスワクチン(母子免疫)

生まれてくる赤ちゃんをRSウイルス感染症から守るために、妊娠中のお母さまに接種するワクチンです。2026年4月1日から定期接種になり、渋谷区にお住まいで妊娠28週から36週6日の方は費用がかかりません。接種には渋谷区が発行する予診票が必要です。

対象・予診票の入手方法・注意点など、詳しくは妊婦さんの予防接種のページをご覧ください。

高齢者のRSウイルスワクチン

高齢の方がRSウイルスに感染すると、肺炎や気管支炎など下気道の感染症が重症化しやすいことが知られています。RSウイルスワクチン(アレックスビー)は、こうしたRSウイルスによる感染症を防ぎます。臨床試験では、下気道の感染症に対する予防効果が確認されています。接種は1回です。

主な対象は60歳以上の方です。60歳未満の方でも、18歳以上で慢性の肺・心臓・腎臓・肝臓の病気、糖尿病、神経の病気、免疫が低下する状態などがあり、重症化のリスクが高いと考えられる場合は接種の対象となります。

妊婦の方に接種する母子免疫ワクチン(アブリスボ)とは別のワクチンで、対象も目的も異なります。妊婦の方は妊婦さんの予防接種のページをご覧ください。

髄膜炎菌

髄膜炎菌ワクチン(メンクアッドフィ)は、A・C・W・Yの4つの型による侵襲性髄膜炎菌感染症を防ぎます。2歳以上の方が対象で、接種は通常1回です(感染のリスクが高い方では追加接種を検討することがあります)。

寮生活を始める方や海外へ留学される方のほか、脾臓を摘出した方、補体の働きが低下している方、HIVに感染している方にも勧められます。メッカ巡礼でサウジアラビアへ渡航する場合は、接種証明書の提出が求められます。

効果は5年ほどで弱まるとされています。国内の添付文書に再接種の規定はありませんが、米国では、脾臓を摘出した方や補体の働きが低下している方など感染のリスクが続く方に、5年ごとの再接種が推奨されています。

接種前にご確認ください

  • ワクチンの種類ごとに、接種回数と接種間隔が決まっています。
  • 接種後に、接種部位の痛み・腫れ・赤み、発熱、倦怠感などの副反応が起こることがあります。多くは数日以内に軽快しますが、症状や続く期間には個人差があります。症状が強い場合や長引く場合はご相談ください。
  • まれにアナフィラキシー(急な息苦しさやじんましんなどを伴う重いアレルギー反応)などの重い副反応が起こることがあります。接種後30分程度は、院内またはすぐに連絡が取れる場所でお過ごしください。
  • 発熱時や体調がすぐれないとき、過去にワクチンで重いアレルギー反応を起こしたことがある場合は、接種前に医師にご相談ください。
  • 妊娠中および妊娠の可能性がある場合、接種できないワクチンがあります(麻しん・風しん・おたふくかぜ・水痘などの生ワクチン)。

予防接種のご予約はお電話で

ワクチンはご予約をいただいてから取り寄せます。接種をご希望の方は、診療時間内にお電話でご予約ください。どのワクチンを受けるとよいかのご相談も、診察でお受けしています。

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