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肺炎球菌ワクチン

公開日:2026-10-25 最終更新日:2026-10-25

肺炎球菌ワクチン(プレベナー20)は、渋谷区の定期接種(65歳の方・お子さま)でも自費でも、当院で接種できます。

定期接種は無料(全額公費負担)です。自費の場合は1回12,100円(税込)です。

ワクチンを取り寄せて準備するため、ご予約はお電話(診療時間内)で承ります。

65歳の方の定期接種(渋谷区・無料)

肺炎球菌は、おとなが日常でかかる肺炎の原因として最も多い菌です。渋谷区の定期接種では、2026年4月から、20種類の型の肺炎球菌を防ぐプレベナー20を使っています(ワクチンの種類は選べません)。1回の接種で長く続く免疫が期待でき、原則として受け直しは必要ありません。

次のいずれかに当てはまる渋谷区民の方は、定期接種として無料で接種できます。

接種期間65歳の誕生日の前日から66歳の誕生日の前日まで(60〜64歳の方は、区に申請した年度内)
回数1回
費用無料(全額公費負担)

公費・自費を問わず、これまでに肺炎球菌ワクチンを接種したことがある方は、定期接種の対象になりません。 高齢者の肺炎球菌の定期接種として受けられるのは、生涯に1回です。接種したことがあるかはっきりしない場合は、ご予約の際にご相談ください。

65歳になる方には、65歳になる前の月の末に、渋谷区から予診票が届きます。接種には区の予診票が必要です。 60〜64歳で上の条件に当てはまる方、予診票をなくした方、渋谷区に転入された方は、渋谷区地域保健課予防接種係(03-3463-1412)へお問い合わせください。

接種期間を過ぎると定期接種の対象ではなくなり、接種する場合は全額自費になります。詳しくは渋谷区の案内もご確認ください。

お子さまの定期接種(小児用肺炎球菌)

小児用肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による乳幼児の重い感染症(細菌性髄膜炎など)を防ぐワクチンです。

対象生後2か月から5歳の誕生日の前日まで
回数標準は4回(始める時期が遅いと少なくなります)
費用無料(定期接種)
ワクチンプレベナー20

標準的なスケジュールでは、生後2〜6か月で始め、27日以上の間隔をあけて3回接種し、3回目から60日以上あけて、生後12〜15か月に4回目(追加)を接種します。生後2か月からは、五種混合・B型肝炎・ロタウイルスのワクチンと同じ日に接種するのが一般的です。

1回目が遅くなった場合は、接種の回数が少なくなります。下の表は、まだ1回も受けていないお子さまが、1回目を受ける時期ごとの回数の目安です。

1回目を受ける時期回数
生後2〜6か月4回
生後7〜11か月3回
1歳台(生後12〜23か月)2回
2歳から5歳の誕生日の前日まで1回

予診票は、生後1か月になった月の末に渋谷区から届きます。途中で間隔があいてしまった場合も、残りの回の受け方をご案内しますのでご相談ください。こどもの予防接種の全体のスケジュールは、こどもの予防接種のページで、渋谷区の制度は渋谷区の案内でご確認いただけます。

費用

費用
定期接種(上の対象の方)無料
自費(定期接種の対象ではない方)1回 12,100円(税込)

自費の料金は、おとなもお子さまも同じです。自費での接種になるのは、たとえば次のような方です。

ほかのワクチンの料金は、ワクチン・予防接種の料金表をご覧ください。

副反応

おとなの臨床試験では、接種した腕の痛みが約6割、筋肉痛が約4割、疲れが約3割、頭痛が約2割、関節の痛みが約1割の方にみられました。接種した部位の赤みや腫れ、発熱が出ることもあります。多くは数日のうちに自然に治まります。

お子さまでは、発熱(約4割)、接種した部位の痛み・赤み・腫れ、機嫌が悪くなる、眠くなる、食欲が落ちるといった反応がよくみられます。

重い副反応として、アナフィラキシーなどの重いアレルギー反応、けいれん(熱性けいれんを含む。お子さまの臨床試験で0.1%)、血小板が減って出血しやすくなる病気(免疫性血小板減少症)があります。

接種した日は激しい運動を避け、注射した部位をこすらないようにしてください。入浴はかまいません。高い熱やけいれん、接種した部位の強い腫れ、あざや鼻血が続くなど、いつもと違う様子があれば、早めに受診してください。

院内で息苦しさや気分の悪さが出たときは、すぐにスタッフへお知らせください。帰宅後に、急な息苦しさ、のどの締め付け、舌やのどの腫れ、意識がぼんやりするなどの症状が出たときは、直ちに119番に連絡してください。

定期接種で健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく救済制度があります。

ご予約と当日の持ち物

よくあるご質問

Q. おとなで、以前に肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスなど)を受けました。プレベナー20は受けられますか?

渋谷区の定期接種(無料)の対象にはなりませんが、自費で接種できます。日本呼吸器学会・日本感染症学会・日本ワクチン学会の合同委員会は、以前に肺炎球菌ワクチンを受けた方も、その接種から1年以上あければプレベナー20などを接種できるとしています。前回の接種の時期とワクチンの名前が分かるもの(予診票の控えなど)があればお持ちください。

Q. 66歳の誕生日を過ぎてしまいました。もう受けられませんか?

定期接種(無料)の期間は過ぎていますが、これまでに肺炎球菌ワクチンを受けたことがなければ、自費(1回12,100円)で接種できます。

Q. おとなは、65歳になる前でも受けられますか?

60〜64歳で、上の条件(身体障害者手帳1級相当)に当てはまる方は定期接種の対象です。それ以外の方でも、心臓・肺・腎臓・肝臓の慢性の病気、糖尿病、免疫の働きが低下する病気や治療、脾臓を摘出したなど、肺炎球菌の感染症にかかるリスクが高い方は、自費で接種できます。持病や治療に合わせて、診察でご相談ください。

Q. インフルエンザや新型コロナ、帯状疱疹のワクチンと同じ日に受けられますか?

医師が必要と認めた場合は、同じ日に接種できます。ほかのワクチンとの間隔にも決まりはありません。同じ日をご希望の場合は、ご予約のお電話でお伝えください。

Q. おとなは、何年かごとに受け直す必要がありますか?

おとなのプレベナー20は1回の接種で長く続く免疫が期待できるため、原則として受け直しは必要ありません。将来、追加の接種が必要になるかどうかは、その時点の推奨や持病・接種歴をふまえて判断します。お子さまは、上の表のとおり、1回目を受けた時期に応じた回数を接種します。

肺炎球菌ワクチンのご予約はお電話で

ワクチンを取り寄せるため、ご予約はお電話(診療時間内)で承ります。

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