帯状疱疹ワクチンは、渋谷区の定期接種(無料)・50歳以上の方の費用助成・自費のいずれでも、当院で接種できます。
ワクチンを取り寄せて準備するため、ご予約はお電話(診療時間内)で承ります。
当院で接種できるワクチン(2種類)
| シングリックス(不活化ワクチン) | 生ワクチン(ビケン) | |
|---|---|---|
| 接種回数 | 2回(筋肉注射) | 1回(皮下注射) |
| 接種の間隔 | 2回目は1回目から2か月後が目安。間隔があいても1回目から6か月以内に | ― |
| 自費の料金 | 1回 22,000円(2回で44,000円) | 8,800円 |
当院では、予防効果が高く長く続く不活化ワクチン(シングリックス)を主にお勧めしています。臨床試験では、2回接種した場合の発症を防ぐ効果が、50歳以上で約97%、70歳以上で約90%と報告されています。シングリックスでは、接種した腕の痛みや腫れ、疲労、筋肉痛、発熱などが出ることがあります。生ワクチンは1回で完了し費用の負担も軽くなりますが、発症を防ぐ効果と持続性は不活化ワクチンに及びません。
接種の対象は50歳以上の方です。50歳未満でも、18歳以上で病気や治療により免疫の働きが低下している方は、不活化ワクチンの接種の対象となります。生ワクチンは、免疫の働きに異常のある病気の方、免疫を抑える治療を受けている方、妊娠中の方は接種できません。治療中の病気や使っている薬を、ご予約時・診察時にお知らせください。どちらが合うかは、診察の際にご相談ください。
ワクチンの違いや受ける時期の考え方は、帯状疱疹ワクチンの解説で詳しくご説明しています。
渋谷区の定期接種(令和8年度・無料)
次のいずれかに当てはまる渋谷区民の方は、定期接種として無料で接種できます。
- 年度末(令和9年3月31日)の年齢が65歳の方
- 経過措置として、年度末の年齢が70歳・75歳・80歳・85歳・90歳・95歳・100歳の方(令和7年度から5年間)
- 60〜64歳で、HIVによる免疫の機能に障害があり日常生活が極度に制限される方(身体障害者手帳1級相当)
| 接種期間 | 令和8年4月1日〜令和9年3月31日 |
| 回数 | シングリックスは2回、生ワクチンは1回 |
| 費用 | 無料(全額公費負担) |
シングリックスは、2回目も令和9年3月31日までに受ける必要があります。通常は2か月の間隔をあけるため、年度末が近い方は早めにご予約ください。
対象の方には、4月中に渋谷区からお知らせが届きます。接種には区の予診票が必要です。 予診票をなくした場合や転入された場合、60〜64歳で上の条件に当てはまる場合は、渋谷区地域保健課予防接種係(03-3463-1412)へお問い合わせください。
すでに帯状疱疹ワクチンの接種を終えている方は、定期接種の対象になりません。対象の年齢が近い方は、先に任意接種を受けると定期接種を使えなくなるため、時期をご確認ください。対象の年度を過ぎると、原則として定期接種(無料)の対象ではなくなります。
50歳以上の方の費用助成(渋谷区の任意接種)
定期接種の対象年齢にあたらない方も、次の条件に当てはまれば、渋谷区の費用助成を使って接種できます。
- 接種日に50歳以上で、渋谷区に住民票がある
- これまでに渋谷区の帯状疱疹ワクチンの助成を受けていない
シングリックスをすでに2回接種した方は、自費で受けた場合も助成の対象外です。1回目だけ自費で接種した方は、決められた間隔で2回目を受けられる場合、2回目のみ助成を受けられます。
| シングリックス | 生ワクチン | |
|---|---|---|
| 区の助成額 | 1回あたり10,000円(2回分) | 4,000円(1回分) |
| 当院でのお支払い | 1回あたり12,000円(2回で24,000円) | 4,800円 |
- 助成は、どちらか一方のワクチンに生涯1回だけ使えます
- 事前に区へ申請し、区が発行する予診票を受け取ってから接種します。 申請はワクチンの種類を決めてから、区の電子申請またはお電話で行います。申し込みが集中すると、予診票が届くまで2〜3週間かかることがあります
- シングリックスの2回目は、1回目から6か月を過ぎると助成の対象外になります
- 予診票を使わずに接種した場合、あとから費用を請求する仕組み(償還払い)はありません
詳しくは渋谷区の案内もご確認ください。
ご予約と当日の持ち物
- ご予約はお電話(診療時間内)で承ります。ワクチンを取り寄せるため、接種日の前にご予約ください
- 定期接種・費用助成の方は、渋谷区の予診票を必ずお持ちください。当日までに記入を済ませておくとスムーズです
- マイナンバーカードや運転免許証など、ご本人確認のできるものをお持ちください
- 37.5℃以上の発熱がある方、体調のすぐれない方は接種できません。日を改めてご予約ください
- 院内ではマスクの着用をお願いしております。お持ちでない場合は、受付にて1枚30円で販売しています
帯状疱疹になったときは
体の片側にピリピリした痛みと赤い発疹が出たら、早めに受診してください。抗ウイルス薬は発疹が出てから72時間以内に始めることが目安とされています。72時間を過ぎていても治療が必要な場合があるため、日数がたっていてもご相談ください。当院の皮膚科では、日本皮膚科学会 皮膚科専門医が診療し、見分けが難しい場合は院内で迅速検査を行います(皮膚科のご案内)。
